ツイッターで「オープンソース」についてオープンソースに自由という概念を付け加えるべきである、みたいなことをいっているのを読んだ。1998年にフリーソフトウェアという言葉を忌避するため、会議で「オープンソース」という言葉を作った人たちがいる。自由を抜いたオープンソースという言葉に、自由を加えよという人が出てくるぐらい、22年という時間は長いということなのだろう。10年ひと昔というが「ふたむかし」であるし、1年を7年に数えるドックイヤーでは「154年」である。確かにもう遠いむかしだ。
これもむかしの話であるが、2007年に大阪市立大学大学院創造都市研究科ワークショップにおいて「フリーソフトウェアとそれを取巻く世界の状況」というタイトルで講演したことがあり、その中でフリーソフトウェアという立場からいかにオープンソースという言葉がいかに堕落しているかを示した。その時のスライドの公開版を作ったのでpdf化して載せておく。当時使っていたフォントと誤字脱字は修正してある。