ノートパソコンのリチウム・イオン・バッテリー その後

投稿者: | 2024年9月10日

ノートパソコンのリチウム・イオン・バッテリーの寿命は伸びるか?」というエントリーを書いてから、もう4年も経ってしまった。それで気になる結果だがupowerコマンドを使って確認した結果は以下の通り。

$ upower -i /org/freedesktop/UPower/devices/battery_BAT0
  native-path:          BAT0
  vendor:               LGC
  model:                5B10W139
  serial:               1999
  power supply:         yes
  updated:              2024年09月10日 12時30分49秒 (2 seconds ago)
  has history:          yes
  has statistics:       yes
  battery
    present:             yes
    rechargeable:        yes
    state:               pending-charge
    warning-level:       none
    energy:              42.41 Wh
    energy-empty:        0 Wh
    energy-full:         50.49 Wh
    energy-full-design:  50.5 Wh
    energy-rate:         0.251 W
    voltage:             12.444 V
    charge-cycles:       173
    percentage:          83%
    capacity:            99.9802%
    technology:          lithium-polymer
    icon-name:          'battery-full-charging-symbolic'

バッテリー劣化状態をみるのはcapacity値ということなのだが計測結果では99.9802%とあり、少なくともupowerの値を信じるならばバッテリーの劣化は計測誤差みたいなレベルで、実質的には劣化していないという結果となった。日頃使っていてバッテリーチャージ状態になるのは週に一度あるかないかぐらいで、1-2時間のミーティングで使っている範囲だとチャージするスレッシュホールドまで届かないのが現状である。約4年間使っていて現状の方式でなんら困ることはなかった。結論としては、うまくいっているようだ。