Raspberry PiにUSBメモリを挿してパーティションを改めて切り直し、そこをJFSファイルシステムにして/homeにマウントして使う。
まずはJFSに必要なユーティリティ群をインストールする。
% sudo apt-get install jfsutils
次にパーティションを切り直しておいたUSBメモリ上にjfsのファイルシステムを構築する。
% sudo mkfs -t jfs /dev/sdb1
マウントするのでファイルシステムのパーティションにUUIDをつける。
% sudo jfs_tune -l -U random /dev/sdb1
jfs_tune version 1.1.15, 04-Mar-2011
UUID updated successfully....
各パティションにあるファイルシステムのUUIDを確認する。
% sudo blkid
/dev/sda1: LABEL="boot" UUID="DDAB-3A15" TYPE="vfat" PARTUUID="038993f9-01"
/dev/sda2: LABEL="rootfs" UUID="5fa1ec37-3719-4b25-be14-1f7d29135a13" TYPE="ext4" PARTUUID="038993f9-02"
/dev/sdb1: UUID="d1c66a05-0852-4ab6-ab34-fbaad0796061" TYPE="jfs"
/homeにマウントするので今の/homeをUSBメモリ上のファイルシステムのパーティションにコピーする。とりあえずマウント。
% sudo mount /dev/sdb1 /mnt
ファイルを全部コピーする。パイプを使うのでrootになっておく。
% sudo su -
# cd /mnt
# (cd /home ; tar cf - . ) | tar xvpf -
ファイルシステムをマウントできるように/etc/fstabにエントリーを追加する。
# vi /etc/fstab
UUID=d1c66a05-0852-4ab6-ab34-fbaad0796061 /home jfs noatime,errors=remount-ro 0 1
からのリブート
# reboot
ブートしたあとにログインできるということはたぶんちゃんとマウント出来ているからのはず。本当にJFSファイルシステムでマウント出来ているか確認してみる。
% mount | grep '/dev/sdb1'
/dev/sdb1 on /home type jfs (rw,noatime)
めでたしめでたし。たぶんRaspberry Piに挿したUSBメモリをJFSのファイルシステムにして/homeのような所にマウントして使っているのはオレくらいかな。