ノートパソコンはHDDを一台だけ積んでいる。で、ブート時にそのHDDの/のパーティションがfsckで引っかかる。ここからが泥沼。
fsckを使うためには/sbinの入っているパーティションをマウントしなければいけない。/に/dev/sda1をマウントすることになる。一方で、不整合を起こしているのでエラーとなるわけだが、errors=remount-roを設定しているので、リードオンリーでマウントとなっている。
fsckをかけようとしても、それ以前にマウントしているパーティションに直接fsckかけちゃだめじゃん俺なんですけど、一応無理にかけようとするとfsckも賢く、むりやりかけたfsckがよけいなことをしてさらに整合性を失ってどうしようもなくなるようなことにならないように、チェックはするが修正は出来ない。たぶん強制オプションとかあるのだろうが、危険すぎる。
で、あきらめて、ブートするUSBを作り、そのUSBでブートして、内部HDDに対してfsckをかけて修正し、無事、またブートできるようになった。王道をいけ。
ちなみに新たにダウンロードしてきたLive CDイメージはOracle VM VirualBoxを使ってブートし、(せっかくなのでついでにVBoxにインストールした)、その状態でブート可能なUSBスティックを作った。Oracle VM VirualBox便利便利。
作業時間は、fsckで引っかかるということがわかるまでが20分、fsckでどうにかしようとしたのが20分、LiveCD入りのUSBを作るのに1時間、最後はやりはじめて5分だった。2時間仕事だった。
教訓:ハードディスククラッシュのためにLive CDやUSBブートスティックは必ず用意しておこう。
fsck ハードディスク ブート 失敗 立ち上がらない